Montecorona

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錆びたフレームの再塗装 : 最終章セットアップの巻

シマノのコンポーネントで武装した…

ナショナル自転車製最初のATB…GALLOWAY B-GYH26

重量は、13キロほど。
この大きさで、よくこの重さまで抑えられています。
お値段は、定価で14万円くらいじゃなかったかな。

学生のころ、バイトして貯めたお金で
お世話になっていた自転車屋さんから購入しました。
このバイクを駆って、何度も信貴山を上り下りしたことが思い出されます。
(あの頃は、体力めちゃめちゃあったなぁ…)

物置にしまっておいたGALLOWAYを見たとき、塗装がはげ、錆が目立っていたので
修復できればと思い立って、作業を始めたわけです。

さて、セットアップ作業開始。
グリスアップしたBBを装着。

気にしていた色の違いは、パーツをつけていくと
目立たなくなっていきました。
でも写真でみると、違いが目立つ…

フロントディレイラーの位置を合わせて…

稼働部もグリスアップしておきます。

リアディレイラーもお忘れなく…
薄緑色のグリスが新鮮味があって良い。

ほぼ、装着済みです。
しかし、ハンドルでかいなぁ。

リアタイヤ装着。
こちら面は、塗装が目立たない。

塗装箇所を確認。

別角度からも。

前後ディレイラーを仮装着。
でかいシフトレバー。
軽合金製で、当時は最先端部品だったんですよ。

洗浄したてのチェーンも装着して…

ディレイラーの調整もOK。

ほぼ完了です。
タイヤのサイズは、フロントが2.125、リア2.00。
オリジナルは、リアにブロックパターンの2.125が付いていました。
リアにもフロントと同じセンターリッジラインを履かしたいのですが、もう手に入らなくって。

最後に、オリジナルフェンダーやサイドスタンドなどの備品を装着して…

これで、全作業完了です。

20年以上もの間、物置に置きっぱなしにしていたGallowayの錆たフレームを
市販のスプレー缶でメタリック塗装できるかを試してみました。
元色と、まったく同じ色にすることはできませんでしたが、おおむね成功です。
作業日数の内訳は、錆落しに3日、塗装に3日、セットアップ半日です。
塗装の日数には、乾燥させる期間を含めていません。
今回は、錆びたフレームを再塗装することにチャレンジしましたが、
お気に入りのデザインカラーでフレームを塗装してみるのも良いのでは。
皆様も、近所の自転車屋さんと相談しながら、いろいろチャレンジしてみてはどうでしょうか。

本内容を実施する場合、すべて自己責任でお願いいたします。
塗装は必ず野外で行い、火気に注意て行いましょう。
塗装後のフレームを屋内に持ち込む場合、
窓を空け、十分換気するようにしましょう。

上段:National Bicycle Galloway B-GYH26
下段:Montecorona Original Frame ATB / SHIMANO Deore XT